コラム

溶接環境の注意点

溶接環境では、非常に強い熱源や光による体への影響に注意が必要です。
では、具体的にどのような点に注意すればいいのでしょうか。
今回は、溶接環境での注意点をお話します。
▼溶接環境での注意点
■全身を保護する
非常に強い熱源を使用する溶接現場は、紫外線や赤外線の影響を受けやすい環境です。
直接熱に触れなかったとしても、紫外線・赤外線が周囲の金属に反射して日焼けのような状態になることがあります。
そのため溶接現場では、革や燃えにくい素材を使った保護具で全身を保護しましょう。
十分冷えていない金属に触れて火傷を負う事故や、スパッタによる火傷の防止にも有効です。
■目を保護する
溶接時は、とても強い可視光や赤外線・紫外線の中で作業します。
強い光を直視すると目に炎症を起こし、痛みや不眠につながる恐れも。
そのため溶接作業時には、遮光ガラスを使用したハンドシールドやヘルメットを着用します。
また溶接作業を見たり同じ空間で作業したりする際にも、アーク光(溶接の際に出る強い光)による目への障害が起こる可能性があります。
直接作業しない場合でも、遮光ゴーグルなどを使って目を保護しましょう。
■中毒症対策をする
溶接時に発生するガスや金属の蒸気・窒化物を多く吸入すると、中毒症を起こすおそれがあります。
また少量であっても、長期間肺に溜まるとじん肺になる可能性もあるでしょう。
これらの物質を吸い込まないようにするため、溶接現場では換気や通気を良くすることが大切です。
しかし、現場によっては十分な換気ができない場合もあるでしょう。
そのような場合は防塵マスク・防毒マスクを使用して、これらの物質を吸い込まないよう対策が必要です。
▼まとめ
溶接環境下では、熱やガスなどから全身を守りながら作業をしなければなりません。
熱が皮膚に与える影響を防ぐために、全身を革や燃えにくい素材の保護具で保護しましょう。
また、中毒防止や呼吸器を守るため、防塵マスク・防毒マスクの着用も必要です。
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