コラム

スパッタとスラグの意味とその違いとは?

金属加工の溶接の現場では、さまざまな専門用語が飛び交っています。
その中でもしばしば耳にするのが「スパッタ」と「スラグ」です。
そこで今回はスパッタとスラグの意味と、その違いについて解説いたします。
▼スパッタとスラグの意味と違い
■スパッタとは
熱によって金属を溶かし、接合する作業のことを溶接と言います。
この溶接の際に生じるのが、スパッタです。
ステンレスなどの滑らかな鋼材の表面に付着してつぶ状になり、ザラザラとした手触りになってしまいます。
■スラグとは
英語で「slag」と表記するスラグは、溶接作業で発生する金属のカスやクズのことです。
溶接した金属に付着した際に冷えて固まり、気孔となって残ります。
さらに溶接した金属と結合し、別な金属物質として残ることもしばしばです。
スラグが発生すると溶接の接合部分の強度が落ちてしまうため、注意が必要です。
▼スパッタとスラグの違い
スパッタとスラグはどちらも溶接時に発生する物質ですが、鋼材に与える影響に大きな違いがあります。
表面に付着するスパッタとは異なり、 スラグは鋼材の中に入り込んでしまうからです。
溶接作業時に手を焼く物質であることは同じですが、スラグの方がより多くの神経を使うと言えるでしょう。
▼まとめ
溶接の作業時に発生するという意味では、スパッタとスラグは似た物質であることがわかりました。
しかし、特徴や性質には違いがあります。
とはいえ、どちらも厄介な存在であることに変わりはありません。
当社は愛媛において、溶接・溶接をはじめとする金属加工を手掛けておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

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